校長あいさつ
令和7年度開校 義務教育学校『川場村立川場学園』のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。校長の野原亮(のはらあきら)と申します。
本校は、令和7年度に開校した、義務教育9年間の教育を一貫して行う義務教育学校です。川場村にはこれまで、川場小学校(151年間)と川場中学校(78年間)がありましたが、小中それぞれの長い歴史と伝統を受け継ぎ、群馬県内5校目の義務教育学校として、新しい学びの形を目指した「川場学園」が誕生しました。
川場村の教育理念である「当事者意識を持って主体的に考え、判断し、行動する川場村ふるさと人材の育成」の下、学校教育目標を「自分と向き合う力、自分を高める力、他者とつながる力を磨く川場学園」、目指す子ども像を、「粘り強く自分を鍛え、自ら進んで自分のよさを発揮し、友達と協力して課題を解決できる子」としています。これからの社会では、自ら課題を見付け、自ら考え、他者と協働しながら行動していける力がますます求められます。そのような力を付けるべく、常に、子どもたちを中心において、教職員や保護者、地域の方々の皆さんで、新生「川場学園」を創り上げていきたいと考えております。9学年が同じ学び舎で生活を共にし、学年の枠を越えて交流し、互いに支え合い、共に学び合うことで、リーダーシップやフォロワーシップを磨き、心豊かでたくましい子どもたちを育てていきます。
また、豊かな自然に囲まれ、四季折々の表情を見せる川場の風土は、子どもたちに感性と知性を育む格好の学びの場です。地域に根ざした活動や体験的な学習を通じて、自分の生まれ育った土地に誇りを持ち、地域社会に貢献できる人材を育てたいと考えています。9年間を通じた学びは、学習面の連続性だけでなく、生活・心の成長・人間関係の積み重ねという面でも大きな意味を持ちます。子どもたちが安心して自己を発揮できる居場所があり、それぞれの可能性をじっくりと育てる時間を大切にしていきたいと思います。
児童生徒は、とても素直で明るく、思いやりのある子どもたちです。そんな子どもたちと一緒に、川場学園の輝かしい未来に向けて、自分も、そして、周りの人も大切にしながら、進んで考え、共に学び、自ら行動することができる力を伸ばしていきたいと思います。そして、みんなにとって居心地がよく、川場の豊かな自然のように、優しさあふれる温かな学校を作っていきたいと考えております。「川場の子どもは川場の宝」であるという合い言葉の下、教職員一同、一丸となって子どもたちの成長を支え、教育活動の推進に全力を尽くして参ります。今後とも、川場学園の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
川場村立川場学園
校長 野原 亮
校章

この校章は、川場学園を象徴するデザインとして、「川」の字と旧漢字の「學」を組み合わせ、武尊山を頂に配置しました。また、校章の中には「山」「川」「葉」の文字が隠されており、自然豊かな川場村の風景を表現しています。
力強く、気高く、美しい武尊山のふもとに学び舎を構える川場学園。ここで生まれる多くの栄光を願い、古代より卓越した者に掲げられてきた冠をモチーフに希望を込めました。
校歌
川場学園校歌
作詞金子 悦子
作曲・編曲 都倉 俊一
- 風薫る
豊かな自然に 育まれ
心と身体 たくましく
学びの宝庫 わが川場
かざしたその手に 澄んだ空
我らは進む 未来へと
友と学ぶ 川場学園 - 清らかな
川のせせらぎ 鳥の声
光る朝露 美しく
武尊の恵み わが川場
踏み出す一歩を 大切に
我らは進む 未来へと
友と紡ぐ 川場学園 - 黄金色
たなびく稲穂 白い雪
四季の彩り 師と仰ぎ
誇り高き わが川場
愛ある学び 人らしく
我らは進む 未来へと
友と夢を 川場学園
沿革
川場学園は、川場小学校と川場中学校を統合する形で、新たに小中一貫の義務教育学校として2025年4月に開校いたしました。
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- 2025年 3月31日
- 川場村立川場小学校・川場村立川場中学校 閉校
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- 2025年 4月1日
- 川場村立川場学園 開校